誰にも渡さない……

そう、絶対に……

折角また会えたのに……

会いに来てくれたのに……

また私から奪っちゃう……

許さない……

許せない……

………を私から奪うあの人達……

絶対に許さない……




































平和なお昼休みにそれは起こった

瑞佳「浩平〜、パンばっかりじゃ身体に良くないよ〜」

浩平「お前みたいに牛乳と一緒にご飯を食べる方がよっぽど身体に悪そうだ」

瑞佳「牛乳は身体に良いんだよ〜」

それは何時もと変わらない日常

何一つ変わることのない、平和な午後

だが、それはいとも容易く壊れてしまう薄氷の上に築かれた平和でしかないことを

まだ彼女は知らない


































瑞佳「浩平!? 浩平っ!!」

突如自分の側から消える幼なじみ

まるでその場に始めからいなかったかのように

そして彼の存在はこの世になかったものとされてしまう

瑞佳「そんな……嘘だよ。浩平は絶対にいたもん」

だが、それは彼女の妄想が生み出したものとして処理されてしまう

この世界から消えた幼なじみ

その存在を信じるものはこの世界に只一人

それは果てしない絶望となり、彼女を襲う


































絶望の果てに辿り着いたのは幼なじみと共に過ごした学校

そこで彼女はある少女と出会う

少女「会いたいんだよね、彼に?」

瑞佳「浩平のことを……知ってるの?」

少女「あなたにその覚悟があるのなら会わせてあげるよ」

その誘惑の裏に隠された悪意に気付くことなく

彼女は少女の誘惑に乗ってしまう


































渡されたのは一つのカードデッキ

それはえいえんの世界へのパスポート

同時にそれは非情なる戦いへの片道切符でもあった

戦いの舞台は彼女が過ごした学校

人が一人もいない、えいえんの世界の中にある学校


































留美「へぇ……長森さんも来たんだ?」

誰もいないはずの学校に姿を見せたのは転校生、七瀬留美

瑞佳「七瀬さん……どうしてここに……?」

留美「どうしてって……面白いこと言うじゃない。この場にいるって事は……」

留美の手に現れるカードデッキ

驚きの表情を浮かべる瑞佳に留美が言い放つ

留美「殺し合うって事でしょ?」


































みさき「悪いけどね、屋上は私のテリトリーなんだよ」

盲目の先輩、川名みさき

みさき「ここなら思い切りやれるよね」

そう言って笑顔を見せる彼女に悪意は感じられない

だが、彼女の手にもカードデッキが握られていた


































茜「あなたに恨みはないんですが……」

そう言って彼女は手にしていた傘を畳む

茜「私にも負けられない理由というものがあるんです。悪く思わないでください」

そう言ってカードデッキを取り出す里村茜

憂いに満ちたその顔から、それ以上の感情を見出せない


































澪『どうしても負けられないの』

気丈にもその少女は強張った表情で相手を見つめる

その手にはスケッチブック、そしてカードデッキ

声を失った少女は自分に言葉を与えてくれた人を思いその優しい心を傷つけていく

澪『どうしても、もう一度会いたいの』


































その心は何処までも幼く無邪気で

それ故に思い込んだら果てしなく純粋

だからこそ、この戦いに彼女はいる

繭「絶対に、絶対に負けないもぉん!!」

純粋な心を汚すのはカードデッキだけなのか


































何で………何でだよ

何でこんな戦い………

どうしてだよ!!

彼女の心は張り裂けそうになる

だが、それに答えてくれるものはなく

悪意だけが彼女をも取り込んでいこうとする

それは深い闇

何処までも暗く、底の見えない果てしなき闇


































Battle on Eterner
〜永遠の戦士達〜



































だから……

私は……

あなただけは絶対に許さない……


















近日公開予定(爆)


あとがきだよもん
何処まで本気かわからない嘘予告シリーズ第2弾(?)
今回はなにげにネタになってしまったONEと龍騎のクロスオーバーです。
ななぴー「良く思いつくわね、毎度毎度」
まぁ、歩きながらでもネタを作れてしまう私ですので。
この前の夏コミの行きだけでもネタが2つ3つ出来ているので。
ななぴー「はぁぁ・・・」
ななぴーまで切なそうなため息つかなくても……。
ななぴー「で、これの構想完了レベルはどのくらい?」
……何ですか、その構想完了レベルってのは?
ななぴー「あんたってネタを良く思いつく割になかなか書かないでしょ? 何か上手くまとまらないとか言って」
はぁ……。
ななぴー「その割にライカノとかはあっさりと次々書けるじゃない。あれってほとんど全ての構想が出来上がってるって何時も言っているわよね?」
言ってますよ、それは本当ですから。
ななぴー「それを最高値として考えて、幾つかレベル分けしようと思って」
……何となくですが、それはななぴーの考えたことではないでしょう?
ななぴー「……どき」
微妙に付き合いが一番長いかおりん様チックな考えですな。
まぁ、良いでしょう。
ライカノを最高値・レベル5とすると、これはレベル4くらいで構想完了しております。
ななぴー「レベル4……と言うことはかなり出来上がっていると言うことね?」
そうですね、細かい部分はまだ未定ですが。
それぞれが持っているカードの種類とか、戦闘時の服装とか。
ななぴー「やっぱり龍騎みたいに変身するの?」
いえ、服装だけ変えてみようかな、と。
まぁ、某所で見たあるSSがこれを思いついた発端ではあったのですが。
私がやるとどうしてもシリアスチックになるし、それにONE限定の方がやりやすいので多分被らないでしょう。
ななぴー「取り合えず挨拶ぐらいしにいったら?」
じゃ、聞きますが、ガンダムもののクロス書く時はわざわざ書いている人全員に挨拶回りしなくちゃいけないんですか?
ななぴー「う……それは確かに……」
更に聞きますが、SRWネタも同じくらいたくさんありますよ? まぁ、それぞれ別の見せ方があるし、内容も違うので全然構いませんが。
ななぴー「……作者D如きに反論出来ない自分が悲しいわ……」
如きって……。
あえて重ねますが、それでは今度ライダーとのクロスオーバーものを書く時は先駆者である私や他の人たちに挨拶に来いとでも?まさか、そんな事毛頭思っちゃおりませんよ。
私のスタンスは書きたいものを書く。
ちなみに他の人の作品を見て、似たようなものを思いつくこともしばしば(爆)
ネタ被りが怖くておいそれと書けないのが残念ですが。
これもそうですが、もう一つ、構想完了レベル2くらいのものもあります。
「華音武芸帳」とかね。
元ネタがわかりやすそうでしょ(笑)
どうせこれをやるなら「水瀬一族の陰謀」とか盛り込みたいんですが。
ななぴー「折角DVDも買ったしね」
閑話休題。
なにげに敵を思い切り作りそうなことを発言しておりますが、別に構いません。
私は私自身の作品にある種の誇りと自信を持っておりますので。特にライカノは、まだ未完ではありますが胸を張って自信作と…………言い切れない部分もありますが代表作とは言えるので。
それに他の人のライダーものもそれぞれの色があって面白いですし。
ななぴー「何か後書きじゃなくなってきたわね」
ななぴーが本題からずらしたんだと思いますが?
ななぴー「……なかなか面白いこというじゃない」
……そろそろこういうパターンも飽きられると思いますがどうでしょうか?
ななぴー「既に使い古された伝統あるオチよね」
あうあうあうう〜〜〜〜〜〜。


戻ってくれ〜(涙)

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