ZOIDS 〜勇気ある獅子と正しき邪竜〜



ここはリバーサイド基地の食堂。
なぜ、こんなことになったのだろうか?
一台の円いテーブルに祐一と竜聖が座っている、ちょうど向かい合う形で。
そして龍牙は竜聖のすぐ斜め後ろに立っている。
運ばれてくる食事を二人して待っているのだ。
その間、祐一は終始難しい顔をして考え込んでいた。






第3話「就任」






「ガーディアンフォースに入隊しませんか?」
始まりは秋子のこの一言だった。
彼女からしてみれば考えてのことだろうが3人にしてみれば突飛な話であった。
「僕が……ですか?」
竜聖は自分を指差し彼女に聞き返した。
祐一と名雪はとんでもない事を言い出した彼女を絶句して驚きの眼差しで凝視している。
竜聖も正直、いきなりのことで呆気にとられていた。
「そうです、入隊するに十分な資質を持ち合わせていると思いましたから」
彼女は笑顔でそう答えた。
ガーディアンフォース入隊。
口で言うのは簡単である。だが、このガーディアンフォースに入隊するには条件がある。
このガーディアンフォース部隊はへリック共和国、ガイロス帝国この二つの惑星Ziを統治する国がお互いの協力の元に、惑星Ziの平和を願い作り上げた組織である。
一つ目の条件はここにある。
まず両国の協議会に提案を持ちかけ、承認を得ないといけないのである。
両国の協議会によりその者のことについて協議しその結果、承認を得ることが出来るのである。
二つ目は能力面についてである。
ゾイドの操縦技術もしくは過去の遺跡を調査するにあたっての知識である。
この条件に関しては竜聖は問題は無いだろう。
知識はともかくゾイドの操縦技術は祐一と互角がそれ以上であるから。
三つ目これが一番重要なのである。
本当に惑星Ziの平和を望んでいるかである。
当然、この意志がなければガーディアンフォース、平和維持部隊には入隊させるわけにはいかない。
協議会でもこの点を一番重視しているのである。平和を望む意志がなければ平和維持は任せられないということである。
「どうでしょうか?」
彼女の提案に竜聖は黙り込む。
(僕なんかが入隊して大丈夫なのだろうか……力になれるのだろうか?)
竜聖は自分にガーディアンフォースの隊員として任務を遂行していけるのか大いに不安があった。
それ以前に自分が軍人としてやっていけるのかと。
「少し考えさせてください」
「わかりました」
彼女もすぐ答えを出してもらえると思っていなかったのか考える時間を与えるのを承諾した。
「それではお腹も空いてきたところですから食堂へ向かいましょうか?」
彼女の言葉に3人は黙って頷いた。


食堂に向かう途中

「祐一さんいいでしょうか?」
「何でしょうか?」
食堂に向かう通路で祐一は秋子に呼び止められた。
「先ほど言いました竜聖さんの件、祐一さんからも推薦してほしいのです」
「俺がですか?」
「はい、たしかに私の推薦だけでもいいのですが、任命されているあなたからの意見もあったほうがいいと思って」
たしかに彼女の推薦だけでも大丈夫かもしれないのだろうが、彼女自身としては自分の意見だけではなく実際に竜聖の行動をガーディアンフォース隊員からとして見た祐一の意見が欲しいところなのだろう。
「わかりました、あいつを見て正直に思ったことを提出しておきます」
「お願いしますね」





ということがここに来るまでの間に起こっていたのだ。
彼女に頼まれた竜聖のガーディアンフォースとしての現隊員からの適正の判断。
このことが祐一の頭を悩ませていたのである。
(ガーディアンフォースから見たこいつの適正………か、難しいもんだなぁ)
「おまたせ」
祐一が頭を悩ませていると食事をのせたトレイが二人の下へ運ばれてきた。名雪と秋子の二人が持ってきたのだ。
「どうぞ召し上がってください」
「「「いただきます」」」
秋子に食事を勧められて三人とも食べ出す。
(何で秋子さんはこいつをガーディアンフォースに誘ったんだろう?)
食べている間も祐一はずっと考えていた。
今、竜聖は祐一の目の前で名雪と楽しそうに話している、彼の旅の話でも聞いているのだろう。
(どうしたものかな……)
考えてはいるがまとまるどころか形にもなっていないといったところだ。
(ちょっと秋子さんに聞いてみよう)
発案者の彼女に少し話を聞いてみることにした。
「秋子さんはどうして竜聖をガーディアンフォースに入隊させようと思ったんですか?」
とりあえず始めから思っていた疑問を聞いてみた。
「そうですね……まず、ゾイドの操縦能力に秀でているところはいうまでもないわね」
そこは祐一もわかっていたことなので黙って頷いた。
「あとは最初に祐一さんと接触したときから今もそうですけど彼に邪気といった感じのものが感じられません」
たしかに竜聖は戦闘中でも「戦闘を楽しむ」といった気配は微塵も感じられなかった。
結果でしかないが逆に戦闘に苦を感じてるようではあった。
「最後に、祐一さんにある『何か』を竜聖さんにも感じたといったところかしら」
「なんですかそれは?」
「ちょっと言葉では言い表せないわね」
「そうですか……」
彼女からの話を聞いて少しは見えてきたもののまだ決め手に欠けるといった感じだ。
(さっきから見ている様子だとまず責任感や行動力といったやつはしっかりしてそうだな)
正面で話している竜聖を見据えながら考える。
(感情的になるところがありそうだな……)
食べ始めてから名雪とずっと話しているの見ていると感情の起伏が多くその表現も豊かなのである。
感情の起伏が多く表現豊かな人間は基本的に二種類の人間に分けられる。
一つは俺が考えた感情的な人間。
このタイプは大概の人が素直といった感じである。それゆえに嘘などに対する免疫は低い。
そして、いざとなった時に冷静さを失う可能性がある。
もう一つは自分を見せない人間である。
こちらは前者と違って自分で道化をうって周りにあわせるタイプだ。
そのため自分を隠し、裏に何か潜ませていたりする人間である。
だが、はじめて俺と接触したときのことを考えると竜聖は前者のほうだといえるだろう。
あくまでこれは俺の経験論だ。
(どうなんだろうなぁ?)
「祐一!」
考え込んでいると名雪に呼ばれ我にかえる。
「ん、何だ?」
「祐一はどうなの?」
「何が?」
「竜聖君と勝負するの」
「いいんじゃ……ちょっと待て!俺と竜聖がやるのか!?」
「そうだよ」
驚き聞き返す祐一に当然とばかりに答える。
「秋子さんがそんなこと許可すると思ってるのか!?」
「お母さんの許可はもうもらってるよ」
「なにっ!?」
「了承」
「ぐぁっ、マジですか?」
「はい、マジです」
「……わかりました、何時やるんだ?」
観念したのか承諾し名雪に聞き返す。
「明日だよ」
「明日か……待て、明日は休暇だろう?休暇の時にそんなことさせるな」
ここのところ祐一はずっと任務続きだったのだ。だから今度の休暇は絶対に死守して休んでおこうという考えだったのだ。
「だってお母さんが休暇のときしか許可しないから」
「秋子さん、明後日はだめですか?」
休暇をつぶされるのが嫌なのかなおも食い下がる。
「祐一さんも名雪も明後日からはまた任務があるでしょう?だからそれは許可できません」
正しい言い分だった。
「俺に安息の時は無いのか?涙が出てくるぜ」
「グアァ」
龍牙が祐一の肩に手を乗せてくる。
「お前はわかってくれるか?」
「グアァ?」
「わかってねぇな」
この世の全てが恨めしくなった祐一であった。




深夜・格納庫

深夜、竜聖は龍牙とともに格納庫のジェノブレイカーの前に立っていた。
「僕にガーディアンフォースなんてつとまるのかな?二人はどう思う?」
龍牙とジェノブレイカーに話し掛ける。
「グアァァァ」
励ますように龍牙は吼える。
グルゥゥゥゥゥ
ジェノブレイカーも応えるように唸る。
「二人も応援してくれるみたいだし引き受けてみようかな?」
「グアァ」
「ありがとう」
礼を言い首をなでてやる。
「夜中に部屋を出て行くから何をするかと思ったら……じゃあ、俺も秋子さんに頼まれたように上に報告しときますか」
物陰で一人祐一は見守っていた。




翌日・基地周辺訓練場

ブレードライガーMk−Uとジェノブレイカーが対峙している。
「お二人とも準備はいいですか?」
管制室の秋子がゾイドに乗って待機する二人に確認する。
『相沢祐一、ブレードライガーMk−U準備OKです』
『高峰竜聖、こちらもいつでもいいですよ』
二人とも何時でも開始できるようだ。
「それでは演習開始」
ガアァァァァァァァッ!!
グウァァァァァァァッ!!
秋子の掛け声と同時に吼える二体。
「先手を打たせてもらうぜ」
先に仕掛けたのは祐一のブレードライガーMk−Uだった。
レーザーブレードと一体になっているパルスレーザーガンを連射する。
いきなりのことでジェノブレイカーは回避することが出来ず直撃し、爆発を起こす。
爆煙が晴れるとそこにはEシールドを展開し無傷のジェノブレイカーが立っていた。
「さすがにこれは通用しないか」
『攻撃されたときは驚きましたけどね』
「いくぞ!!」
そう言うと祐一はブレードライガーMk−Uをジェノブレイカーに突っ込ませた。
懐に飛び込むとブレードライガーMk−Uは自分の牙であるレーザーサーベルでジェノブレイカーの喉元に噛み付こうとしたが肩にあるエクスブレイカーに跳ね除けられ飛び退く。
着地と同時に再びパルスレーザーガンを連射する。
さすがにこれには対応できなかったかジェノブレイカーは直撃する。
衝撃で少し後ろに反ったがすぐに体制を立て直しウェポンバインダーのショックガン、ビームガンを斉射する。
祐一はこれをフルスピードで走らせ弧を描くような動きで回避する。
「やりますね」
『そっちもな!』
「これならどうです!!」
そういうとショックガンとビームガンの連射を止めミサイルを撃ち出す。
「ちっ!!」
祐一は回避できないと思うとすぐさまEシールドを展開することによりミサイルによる攻撃を防ぐ。
ミサイルの爆発した衝撃で周辺の砂が舞い上がる。
「視界を抑えられたか、だが!!」
祐一はすぐに砂埃から抜け出すように走り出した。
だが、砂埃を抜け出した瞬間、ブレードライガーMk−Uは何かに弾き飛ばされた。
「ぐあぁっ!!なんだ!?」
ブレードライガー吹っ飛ばされて何度か地面を転がり止ってから衝撃の先を確認する。
そこにはジェノブレイカーが立っていた。
祐一が抜け出そうとした先に竜聖が先読みして回り込んでいたのだ。
そして出てきた瞬間にジェノブレイカーの尾で弾き飛ばしたのだ。
「回り込まれてたか」
『えぇ、砂埃が晴れる前に飛び出してくると思いましたから』
「続きを再開するか!!」
『はい!!』
そして二人は再びお互いに立ち向かっていく。




管制室

「すごい………祐一と互角だよ」
名雪は目の前のハイレベルな戦いに驚くばかりだった。
「祐一さんもガーディアンフォースの中ではトップクラスの実力者ですが、その祐一さんと互角とはすごいわね」
「うん」
名雪だけでなく秋子や管制室にいる者たちも驚いていた。
スポーツ実況を見るように興奮するもの、冷静に二人の戦い方を観戦するものいろいろである。
「それにしても二人とも楽しそうね、祐一さんはわかるけど竜聖さんはなぜかしら?」
「昨日いってたよ、『傷つけあうだけの戦いは嫌いだけど競い合うための戦いは嫌いじゃない』って」
秋子はなるほどといった感じで名雪の言ったことに頷いた。
「龍牙、君のご主人様はすごいね」
「グアァァァァ」
名雪が竜聖のことを褒めると龍牙は嬉しそうに吼えた。





「ちっ、意外に長引くな……んっ、げっ!全体の装甲の70%が被弾!?動きに変わりが無いから油断してたが結構当たってんな」
自機の被弾状況に驚く。祐一のブレードライガーMk−Uは動きにこそ変化は無いが外見はボロボロである。
こういうことは意外にコクピットからは見えないものである。
「さっさと勝負つけないと整備班長にしかられるかもな」

「うーん、装甲とシールド、エクスブレイカーの損傷がひどいなぁ……右のが使えなくなってる、あっ!ミサイル撃ち尽くしてる」
こちらも動きに変化がないから気付くのに遅れたが結構なものである。
右肩のエクスブレイカーが被弾して激しく変形していたりする。ウェポンバインダーのミサイルも底が尽いていた。
「一気に勝負をつけれるものがないなぁ」
ちなみに荷電粒子砲は威力と周辺への被害を考えて使用禁止とされていた。竜聖も使う気がなかったのでそのことを承諾している。
祐一のブレードライガーMk−Uのレーザーブレードもオリジナルより威力は低いが一撃必殺の可能性があるので使用禁止である。
「「こうなったら接近戦で決める!!」」
二人とも同じことを考えたようだ。
竜聖が自分のタイミングに持ち込めるまで祐一のブレードライガーMk−Uを近づけさせない。
祐一も竜聖の攻撃の手を止めようと応戦する。
そういった駆け引きが続いた後ついにその時がきた。
祐一のブレードライガーMk−Uが高く飛び上がり前脚のストライククローを突き出し竜聖のジェノブレイカーに向かって落下する。
竜聖もこのときを待っていたとばかりにジェノブレイカーを飛び上がらせ腕の先にあるハイパーキラークローを突き出す。
両者が空中で交差し同時に着地する。
どちらが勝ったか管制室で観戦していた者達も画面に見入っている。



ズドゥゥゥゥゥゥゥゥン



倒れたのはジェノブレイカーのほうだった。



管制室から「おぉぉぉぉ」と声が上がる。
その中で一体、龍牙は主が負けたことにショックを受け、口を全開にして動きが止まっている。
開いた口が塞がらないという奴だ。横から名雪が龍牙に声をかけるがまったく反応しない。
秋子は「あらあら」といった感じで頬に手を当て見ている。




戦っていた二人も自分たちの機体から降りている。
「負けました」
竜聖は負けたといっているがその表情からは全力を出し切ったので悔いはないといった感じで顔を綻ばしている。
一方の祐一は少し疲れたといった感じだが同じく顔を綻ばしている。
「やっぱり、お前強いな」
「祐一さんも強いですよ、戦ってて楽しかったです」
「俺も楽しかったよ」
そういい二人は握手する。
「にしても……ボロボロだな、お互いに」
「そうですね」
二人とも自分の愛機を見る。
「整備班長にしかられるのを覚悟しとかないとな」
「気が滅入るって奴ですか?」
「まさにそのとおりだ」
祐一は落胆しながらも竜聖の言葉に頷いた。
「よし、お迎えのグスタフもこっちに向かってきてることだしさっさと基地に帰って休むとしますか」
「僕も今日は疲れました」
その後すぐに牽引のグスタフが来て二人は基地に戻った。




格納庫

グスタフに連結されているカーゴに乗って運ばれてくるブレードライガーMk−Uとジェノブレイカー。
格納庫に着くなり二人はお互い愛機のコクピットから降りてきた。
「相沢祐一少尉、演習を終え帰還しました」
「ご苦労様でした」
格納庫で祐一たちが戻ってくるのを待っていた秋子に報告し、任務の終了を告げる。
「ただいま、龍牙」
「グアァン」
こちらは竜聖の呼びかけに情けない声で応える。祐一との演習で彼が負けたことで大分落ち込んでいるようである。
だが、当の本人は負けたことをまったく気にしてないようだ。
「すごかったよ竜聖君、祐一とまったく互角なんだもん!!」
「本当にすごい戦いでしたよ」
「ははは、ありがとうございます」
名雪と秋子がほめてくれているのに素直に礼を返す。
「それにしてもお前、誰かに戦い方を教えてもらったりしたのか?」
「半年間、旅をしている間に自分で身につけていったものです」
「我流ってことか」
「はい」
竜聖は故郷の村にいる間も半年間の旅の間も誰にもゾイドの操縦を師事してもらったことはなかったのだ。
一人で旅をしている間にいろいろなゾイドとそのパイロットと戦い自然と身に付けたものだ。
「それで俺と互角に渡り合うとかゾイドの操縦の天才と言えるかもな」
「そんな、褒めすぎですよ」
そうはいっても褒められて悪い気はしないようだ。
「そういえば祐一さん、任務の通達がきているので後で司令室まで来てください」
「わかりました」
指令の報を受け祐一は了解する。
「秋子さん、話があります」
「はい、何でしょうか?」
「…………」
黙り込む竜聖。
そして意を決して告げた。
「ガーディアンフォースの件……お受けします!!」
周りが一瞬静まり返る。(といっても祐一たちの中だけでだが)
「わかりました、数日待ってください。協議会の承認を得ないといけませんから」
そういうと秋子は微笑んだ。
「では、祐一さん」
「はい、俺からも推薦状を提出しておきます」
「えぇ、お願いしますね」





数日後・司令室

ここには秋子と竜聖の二人と龍牙がいる。
「高峰 竜聖、あなたを本日付でガーディアンフォースの隊員に任命します」
「ガーディアンフォースの名に恥じないよう精一杯がんばります」
「くすっ、なんか軍人らしくないですよ」
「やっぱりそう思います?」
「はい」
秋子は竜聖の『軍人らしく』ないところを見て微笑んでいる。
「階級は祐一さんや名雪と一緒で少尉です、これがガーディアンフォースの証のペンダントと手帳です」
竜聖に手渡されたペンダントにはガーディアンフォースの紋章、そして手帳の中にも同じ紋章の飾りがあった。
「これが……ガーディアンフォースの証………」
竜聖は自分に手渡されたペンダントと手帳に何かしら感じるものがあるのか見入っていた。
「それでは高峰少尉、あなたに指令を言い渡します」
彼女の言葉に竜聖は耳を傾ける。
「あなたの最初の任務は武器の密売調査および、その組織の人間の逮捕です。 場所はここから西のカカリア山のふもとです、相沢少尉と水瀬少尉が先行していますのでそれに合流してください」
「了解しました!!」
そう言い残し竜聖は司令室を飛び出していった。龍牙もそれに続く。
「あらあら、あんなに急いで……よほど嬉しかったのね」
司令室では一人秋子が微笑んでいた。




格納庫

走ってきた竜聖がジェノブレイカーに乗り込む。
「龍牙!!」
「グオォォォォォォォォン!!」
竜聖の掛け声で龍牙は緑の光となってジェノブレイカーと合体する。
グウァァァァァァァッ!!
そしてジェノブレイカーの目に光が灯り雄叫びをあげる。
「よし、全速力で行くぞ!!先行してる祐一さんと名雪さんに追いつくんだ!!」
「グアァァン!!」
竜聖が言うとコクピット内に龍牙の声が響き渡る。
『高峰少尉、ジェノブレイカー出撃します!!』
格納庫内にその声が響き渡りジェノブレイカーは出撃していった。















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第4話「鋼鉄の腕」

獅子と邪竜の冒険が今、始まる・・・・・・

続く
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